さくらんぼの木に花芽が沢山ついた
三寒四温を繰り返すうちにすっかり春の兆しが一杯になってきた。ここ数年不調だった我が家の庭のサクランボにも花芽が沢山ついた。 かなり前に一度沢山実を付けたことがあったがそれ以降全くの不作続 きだったのだ。
今年は豊作になりそうと喜んでいる妻に、どうしたことかと聞くと、
全然実がならないから毎年やっていた剪定を昨年は止めてみた。それが良かったのかもと。あるいは今年は例年になく寒さが厳しかったので、それが刺激になったのかもとのこと。剪定は色々と大切そうだし、気温も影響はあるだろう。庭のことにはノータッチなので口を出すのはやめてなるほどと納得。いずれにしても嬉しいことだ。 花芽は枝全体にいっぱいについている。中には随分膨らんでいるものもあって開花が間近い。美しい満開が楽しみだ。順調に育って赤い実が鈴なりの豊作を期待しよう。
サクランボは冷涼な気候を好むので、普通の品種は関西では栽培が困難であるという。
それでは、我が家のサクランボは?と調べてみたところ「暖地桜桃」という暖地栽培に適した品種であるらしい。 自家受粉で十分結実することや、開花は3月上旬で、収穫は梅雨入り前の5月中と早いこと、樹皮の色が灰色がかった褐色であることなど、通常種とは違う「暖地桜桃」の特徴がはっきりと見られる。実はやや小ぶりで、酸味が少しある。園芸店で苗を買い求めたときからずっと通常種の「佐藤錦」とばかり思っていた。なんとなくおかしいなと思っていた謎が解けた。