残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読書雑記帳 (5)誰もが楽しく有益に読むことができる書物とは・・/読書案内・世界の十大小説・月と六ペンス・人間の絆/W.サマセット・モーム

サマセット・モームが「読書案内(BOOKS AND YOU 1940)」の中で、この本を書いた理由を、「過去の文学者たちの偉大な遺産を前に途方にくれている一般読者のため に、誰もが、楽しく、かつ有益に読むことができるような、書物のリストを提供することにあった…

啓蟄次候(3/10~3/14)「桃始笑」

啓蟄の次候は「桃始笑(=桃の花が咲き始めるころ)」とある。季節の変わり目の天候は相変わらず不安定。一進一退を繰り返しているが来週は春分。春本番間近になった。 我が家ではサクランボが開花した。 枝先まで蕾がついて例年になく花の数が多い。 収穫に…

読書雑記帳 (4)蛍川・青が散る/宮本輝

人気の作家宮本輝。小説の類は苦手の小生ですが、流石にいくつかは読んでいる。「蛍川」と「青が散る」は特に印象深い作品です。「蛍川」は私のふるさと富山が舞台。「青が散る」は自分も経験した学生時代の運動部が舞台。ということでとても身近に感じる2…