残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

永田和宏著「あの胸が岬のように遠かった」のこと

ブログの更新が50日も滞っている。自分としてはこのままフェイドアウトにするつもりはない。理由は極度の繁忙のためで、なかなか記事を書く気分にはなれないでいる。この年にして”仕事上の繁忙”である。有難いというべきか? 今朝の新聞の書評欄に「あの胸が…

晩春の味覚 京都西山大枝の京タケノコ

春は足早というが、4月は早や月末。芽吹きの色にぼんやりと笑っていた山は、すっかり鮮やかな緑に変わった。若葉の山々は夏を迎える気配に満ちている。 ブログ記事の更新が途切れている。何とか繋がねばとPCに向かう。ネタがない訳ではない。桜のこと、ワラ…

花冷えの年度替わり

3月31日はかねて予約の認知機能検査の受診日。75歳以上の高齢者に、免許更新のごとに、認知機能の検査が義務つけられるようになって、2回目の受診になる。先ずは、今日が"2022年3月31日の木曜日"であることを忘れないようにと、言い聞かせながら、会場の…

悲憤慷慨・切歯扼腕 もどかしい弥生三月。行き着く先は・・・?

弥生三月。草木がますます元気になる月というが、気分はすぐれず元気が出ない。核大国による脅しと暴虐。対するに、悲憤慷慨・切歯扼腕しかない現実。もどかしさが募るばかりである。行き着く先は「核抑止力」?それとも?厳しい選択が迫られる。 冷戦中に米…

読書雑記帳 (14)罪と罰/ドストエフスキー(江川卓訳・岩波文庫)ウクライナ侵攻の日に

「罪と罰」を読み終えて日にちが経ってしまった。忘れないうちにと感想を書き始めた途端に、ロシアのウクライナ侵攻である。大国と指導者。政治体制と歴史感。地政と経済。諸々が孕むものの重大性・危険性を改めて思い知らされた。マグマは、時として正当化…

早春賦 春に角ぐむスイセン

立春を過ぎて暦の上では春。まだ寒さは続いている。東京は雪に警戒とか・。この時期walkingは、冷たい風に吹かれることが多い。そんなとき、自然に、独り言するのが"春は名のみの風の寒さや・・"の一節。立春をうたった「早春賦」は、この時期の季節感"春…

読書雑記帳 (13)豊饒の海  春の雪・奔馬・暁の寺・天人五衰(新潮文庫 全四巻)/ 三島由紀夫

「豊饒の海」を読んだ。年末年始にゆっくりと長大作をが動機。たまたま図書館で"宝塚歌劇団で舞台化された文学作品"という特設のコーナーをやっていて、「赤と黒」「戦争と平和」「嵐が丘」「アンナ・カレーニナ」などと一緒に「豊饒の海」全4巻が並べられ…

積雪の日 

未明からの雪がまとまった積雪になった。昼過ぎまで小雪がちらついて、道路まで白くなっている。元日早々の積雪を皮切りに、雪の日が多い。もう4回?ぐらいになる。長期予報では”寒さが厳しい冬”とのこと。當り!ということらしい。 故郷富山の冬を思い出した…

成人の日 裏六甲山遠望

公園の高台からの眺めです。正月気分もやっと抜けて、ウオーキングもコース本来のゴール地点に到達です。最後の石段173段を完登。サボり癖になりそうなところを克服!気持ちのいい快晴だが眺めはスッキリしていません。冬にみられる薄い霧を「冬霞」というと…

雪の元日

今年はWhite New Yearになった。目を覚ますとうっすらと雪化粧。雪の新年である。 元日の朝は何かとあわただしい。お雑煮。分厚い朝刊。年賀状。ニューイヤー駅伝。いつもの朝とは少し違う。 お雑煮を済ませて、先ずは雪景色を撮りにwalkingに出かけた。薄曇…