残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

晩春の味覚 京都西山大枝の京タケノコ

春は足早というが、4月は早や月末。芽吹きの色にぼんやりと笑っていた山は、すっかり鮮やかな緑に変わった。若葉の山々は夏を迎える気配に満ちている。

ブログ記事の更新が途切れている。何とか繋がねばとPCに向かう。ネタがない訳ではない。桜のこと、ワラビ採りのこと、若葉のこと、春は春らしい話題を振りまいて過ぎていく。しかし5年目のブログは、季節も5巡目。同じ話題の繰り返しから新しい記事を書くのはむつかしい。同じ話題からはマンネリ記事しか生まれない。

戦争と平和トルストイ)」を読み始めた。厚めの岩波文庫で6冊。ボリュームたっぷりでようやく4冊目を読み終えた。朝夕1時間位でのんびり読むと週一冊のペースになる。小説は予想外にも戦記物。1812年のナポレオンのロシア侵攻を描く。

攻守を反転して、フランス皇帝ナポレオンをプーチン大統領に、ロシア皇帝アレキサンドルをウクライナのゼレンスキー大統領に読み替えると、現下のロシアのウクライナ侵攻戦争にぴったりと嵌って見えてくる。皮肉であるし面白くもある。戦場は現在のベラルーシである。全部読み終えての感想はどんなことになるのかが楽しみである。

京都西山大枝は我が家からは近い。名高い京タケノコの産地である。例年この季節には買い求めている。道路沿いの売店に土の付いた朝堀リの筍が並べられている。