残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

雨水初候(2/19~2/23) 三寒四温・シクラメン・ウグイスの初鳴き

2021.2.21.  春本番を思わせる陽気になった。遠くの山々が霞んでいる。三寒四温というが、極端な温かさと急な寒波の繰り返しに驚かされる。鉢植えのシクラメンが次々と花梗を伸ばして朝日に輝いている。

ウグイスの初鳴きの時期である。その年に最初に鳴き声を聞いた日が初鳴日。我が家では、昨年は2/22、一昨年は2/21であった。天気も良い今日あたりは、そろそろあるかと気にしていると、案の定、チッチと小さい声に続いて、ケキョと半鳴きが聞こえた。ウグイス?気のせい?空耳か?鳴き声はそれっきりになった。

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初鳴きの時は、いつも前日に、チッチという地鳴きとケキョという思わせぶりな半鳴きの前触れがあって、その次の日ぐらいに初鳴きになる。春は名のみの 風の寒さや 谷のウグイス 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず♬(早春賦) ウグイスはしっかり時をはかっている。もうすぐ初鳴き日になるだろう。

 2021.2.23.  今朝は一転して曇り空の肌寒い朝となった。ところがこんな天気の今日が今年のウグイスの初鳴き日になった。落ち着きのない季節模様であるがウグイスは惑わされない。しかし初鳴きは一回だけ。あとは静かになってしまった。温かい陽気が定まって欲しいものだ。