残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

さくらんぼの木に花芽が沢山ついた 

三寒四温を繰り返すうちにすっかり春の兆しが一杯になってきた。ここ数年不調だった我が家の庭のサクランボにも花芽が沢山ついた。 かなり前に一度沢山実を付けたことがあったがそれ以降全くの不作続 きだったのだ。

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今年は豊作になりそうと喜んでいる妻に、どうしたことかと聞くと、

全然実がならないから毎年やっていた剪定を昨年は止めてみた。それが良かったのかもと。あるいは今年は例年になく寒さが厳しかったので、それが刺激になったのかもとのこと。剪定は色々と大切そうだし、気温も影響はあるだろう。庭のことにはノータッチなので口を出すのはやめてなるほどと納得。いずれにしても嬉しいことだ。  花芽は枝全体にいっぱいについている。中には随分膨らんでいるものもあって開花が間近い。美しい満開が楽しみだ。順調に育って赤い実が鈴なりの豊作を期待しよう。

f:id:afterglow0315:20180310191316j:plainサクランボは冷涼な気候を好むので、普通の品種は関西では栽培が困難であるという。

それでは、我が家のサクランボは?と調べてみたところ「暖地桜桃」という暖地栽培に適した品種であるらしい。   自家受粉で十分結実することや、開花は3月上旬で、収穫は梅雨入り前の5月中と早いこと、樹皮の色が灰色がかった褐色であることなど、通常種とは違う「暖地桜桃」の特徴がはっきりと見られる。実はやや小ぶりで、酸味が少しある。園芸店で苗を買い求めたときからずっと通常種の「佐藤錦」とばかり思っていた。なんとなくおかしいなと思っていた謎が解けた。

腰痛が消えた!  論より証拠?「後ろ向きウオーキング」

ウオーキングをしていると色んな歩き方を見かける。両手にペットボトル、腕の大振り、腕の抱え込んだスパーリング型、大股歩き、速足歩きなどなど。効果アップを狙ってのことだろう。中でも気になるのは「後ろ向き歩き」。窮屈そうで、恰好は良くないし、とても違和感がある。自分は一寸やれないなと思っていた。

ところが先日玄関を出たとたんに「後ろ歩き」ウオーカーの方に出くわした。歩く方向は同じなので、顔を見合わせながら進むことになる。そのままでは気まずいので話しかけた。「おはようございます!後ろ歩きはどうですか?・・」。

その方が曰くに、腰の具合がとても良くなって、家内や友人にも勧めたが、皆とても効き目があると言っている。お宅もやってみたらどうですか?とのことだ。

現役の頃は年に何回かはひどい腰痛で寝込んでいた。ウオーキングの効果があるのか定年後はひどい腰痛は起こらなくなった。ただ、洗面時や掃き掃除など中腰の前かがみの時に背中と腰の境目の真ん中付近が痛む。酷くはないが慢性的だ。それと、右わき腹から腰にかけても軽い腰痛がある。これも慢性的だ。日常や運動に支障はないが気にはなる。腰痛にはそれなりに悩まされてきた。

ということで、早速やってみることにした。様子が分からないが取りあえず、その日のウオーキング中に、後ろ向き歩き30歩を1セット、×10セットで300歩をやってみた。初めはぎこちないがしばらくすれば慣れてくるし足への負担も感じない。ウオーキングのコースは広い歩道で人通りが殆どなくて安全だ。人の姿が途切れたのを見計らってやれば、ぶつかる心配もないし、気にすることもない。

さてその効果だが劇的ともいうべきか!その日のうちに背中と腰の境目の真ん中のいつもの痛みは消えてしまった。そして次の日の洗面時や掃除機かけでも痛みは起こらなくなった。記事を書いている今は3日目なのでもう少し様子を見ないと断言するのはどうかと思うが、不思議なほどの効果はどうしたことなのだろう?

普通に歩くことで鍛えられる筋肉は、太ももの前側の筋肉(=大腿四頭筋)とすねの裏側の筋肉(=ふくらはぎの腓腹筋)なので、足の筋肉は膝から上は前側が強くなり、膝から下は後ろ側が強くなるというように偏ってしまう。一方、後ろ歩きをすると、逆に、太ももの後ろ側(=大腿二頭筋やその上にある大殿筋)や、すねの前側(=前脛骨筋)が鍛えられて、バランスが良くなって、膝痛や腰痛などの症状が軽減するという。

というような解説が多い。ただ、僅か300歩の”後ろ歩き”で、すぐに効果があったことから、逆側の筋肉が鍛えられたというような実感はない。何か変わったのだろうがよく判らないままで半信半疑。論より証拠?とにかく腰痛が消えた!

後ろ歩きを始めてから今日で1週間になった。”背中と腰の境目の真ん中”の痛みは消えたままで効果が続いている。もしかしたら本物かもしれない。但し、右わき腹から腰にかけてのシコリ様の腰痛は残っている。腰痛が全部なくなったという訳ではないが改善されたことは今のところ確かだ。気を付けながら続けてみよう。

冬の寒ランとポトス

開花が間近になっていた赤花寒ランの蕾がしおれて落花してしまった。例年にない寒さで最低気温はマイナス5℃近くになった。この寒さでは屋外では無理だったのだろう。毎年開花が見られるようになってすっかり油断していた。

ライムポトスの方は2月に入って目に見えて元気になってきた。小さい若葉も伸び始めている。寒さは続いているが日増しに長くなる日の長さを感じているのだろうか。

ブログの更新が滞ってスーパーボウルが間近になった バイキングスのQBキーナム選手

ブログの更新が進まないままに2月になってしまった。年賀状をきっかけに書き始めた記事が難行してしまった。いろいろ考えるうちに時間が経つ。でも折角なので最後まで行き着きたいものだ。

NFLスーパーボウルが間近かだ。年明けからのプレーオフのこの時期、夜半過ぎにたまたま目が覚めたときにはベッドの中からTV観戦することがよくある。全米は広い。時差の関係で開催地によって、試合は日本時間で夜中過ぎから早朝になる。試合は15分×4クオーターで60分なのだが、これは実プレー時間で実際は2時間ぐらいになる。以前はフルタイムを見ることがあったが、最近は第4クオーターに入ってから目が覚めるぐらいが丁度いい。終了5分前ぐらいからが見どころ満載で最高の攻防が繰り広げられる。歴史に残るとアナウンサーが叫ぶようなドラマチックな幕切れがしばしば起こる。先日も印象に残るシーンがあった。但し、プレーのことではない。

試合はNFCディビジョナルプレーオフニューオーリンズセインツ対ミネソタバイキングス。主役はバイキングスのQBキーナム選手。残り時間3分台に入ってから試合は逆転に次ぐ逆転とスリリングな展開となった。セインツが再度逆転して残り時間25秒。攻撃権を得たバイキングスだが、ゴールラインまで61ヤードを残して最後の攻撃機会になってしまった。残り時間は10秒。絶体絶命の中でQBキーナム選手がタッチダウンパスを決めてバイキングスの劇的な大逆転勝利となった。

そして興奮覚めない中での勝利インタビューでキーナム選手が感想を求められて語った言葉;”今まで一番うれしかったことはクリスチャンになったときのこと、二番目は妻と結婚したときのこと、そして三番目が今日の勝利である”。衝撃であったと同時にうらやましい気持ちがした。信仰に対する心からの信頼を感じたからだ。彼には心の幸せがあるだろう。果たして私たちには?