残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

大船山 653.1m  初めての遠征登山 山歩きの記録(5)

今年最初の登山に大船山に出かけた。大船山北摂山系の西端に位置している。三角錐の優美な姿で知られるが、それは西側の三田市側からで、登山口に向かう南側からは美しく見えるスポットには恵まれない。写真は途中の波豆川沿いの麓からのもの。

f:id:afterglow0315:20180401164827p:plain

登山口の三田アスレチックに車で20km/40分で着いた。これまでは、登山口まで自宅から徒歩で行ける山ばかりだったので、今回は初めて車で遠征ということになる。

自宅から登山口まで1時間近く歩くのは結構大変だったが、それに比べると、行きも帰りも車でのアプローチで、遠征の方が返って随分と楽だ。

【行程概要】                                      三田アスレチックの駐車場から大船山頂上を往復した。登り:70分 下り:45分。

【行程地図】国土地理院の電子地形図に行程とコメントを追記して掲載)

f:id:afterglow0315:20180401182749p:plain

【行程説明】

三田アスレチック三田市波豆川にあるキャンプ場 カーナビ 079-569-0024    駐車場に車を止めて目の前のキャンプ園地に入る。掃除をしていた管理人の女性に駐車料金500円を払う。”二人組の男性が入山した。今日は天気がいいから眺めがいいでしょう”と話しかけてくれる。先客があると聞いて少し安心して出発。

f:id:afterglow0315:20180401190908p:plain

駐車場→峠(20分):園内の舗装路を進むとすぐに山道になる。杉の植林の間を進む。道は緩やかだが、ゴロ石に注意。道は広くてしっかりしている。難なく「峠」に到着。戸倉からの道が合流している。標識あり。小休止してから左折。 

 

f:id:afterglow0315:20180401194258p:plain

峠→鞍部(25分):広葉樹が混じるようになる。道は少しづつ登りになってくるが息が切れるようなことはない。今日は風が涼しく汗ばむこともない。道なりに進むと「鞍部」に到着。迷うような所はない。T字の交差点で少し広くなっていて、丸太のベンチや記帳ノートBoxと記帳台などが備えてある。ここからは最後の登りになるので、チョコレートとお茶を補給。記帳もしてゆっくり休憩。右折。

f:id:afterglow0315:20180401201707p:plain

 鞍部→頂上(25分):頂上に向けて急な登りになる。登り始めてすぐに女性の二人連れが下りてくるのに出会った。様子を聞くと”少し大変だった”とのこと。急な傾斜にはロープが張ってあるので大いに助かる。ロープを頼りに慎重に一歩一歩登る。足のバネの衰えを痛感する。それでも問題なく頂上に無事到着した。脚力が問題だが心肺の方は大丈夫だ。

山頂:小さい広場になっている。三等三角点の標識、石積みの祠、山の歴史の説明板、遠くの山の案内標識など盛り沢山で込み合っている。

f:id:afterglow0315:20180401201707p:plain

眺望は素晴らしく周囲の山々が見渡せる。一息入れていると男性の二人組が現れた。管理人が言っていた先客だろう。話を聞くと昆虫を集めているとのこと。四角い凧のようなものを持っていて、木をたたいて落ちてくる虫をそれでキャッチするらしい。

詳しそうなので山の名前を教えてもらった。大野山の山頂の白い天文台のドームと剣尾山の特徴ある姿がよく見えている。

 f:id:afterglow0315:20180401212249p:plain

 

      <大野山>

 

 

 

 

 

 f:id:afterglow0315:20180401212404p:plain

  

 

 

     <剣尾山>

 

そうこうしているうちに体が冷えてしまった。風が冷たくて少し強い。アノラックを取り出してベストと着替えた。丁度お昼になったのでコンビニ弁当を食べてから下山することにした。

下山: 頂上→鞍部(15分)鞍部→峠(15分)峠→駐車場(15分):登りと同じ道を引き返した。