妙見山 660.1m 周辺4山登頂完成 山歩きの記録(4)
先日最後に残っていた妙見山に登った。これで青貝山、高代寺山、天台山と合わせて周辺4山の登頂達成となった。頂上の妙見宮へは初詣で毎年登っているがいつも車なので自分の足で登ったのは初めてだ。ところが大失敗。麓近くまで降りたところで頂上の三角点を見届けるのを忘れていたことに気が付いた。そんなこともあるまた登ればいいと情けない気持ちをなだめながら下山した。
ということで再度妙見山を目指した。妙見山には大堂越・上杉尾根・初谷川・天台山コースの4つの登山ルートがあり、どれも能勢電鉄終点の妙見口駅近くの国道477号が登山口になっている。1回目の時は大堂越えコースを登って上杉尾根コースを下山。今回は初谷川コースを登って同じく上杉尾根を降りた。天台山コースは天台山までは2回も登っているので今回はパスにする。
行程図(国土地理院の電子地形図に行程とコメントを追記して掲載)
行程概要と所要時間;
大堂越えコース(登り) 妙見口駅ー(20分)ー黒川駅ー(50分)-大堂越ー(50分)-頂上
上杉尾根コース(下り) 頂上ー(40分)-展望所ー(45分)-国道-(15分)-妙見口駅
初谷川コース(登り) 妙見口駅ー(15分)-奥橋ー(100分)-出合ー(40分)-頂上
どのコースも登山道や標識はよく整備されており、大堂越えの炭焼き跡と台場クヌギや上杉尾根からの眺望、初谷川の渡渉など特徴あるコースが選べます。特に初谷川の美しい渓谷は素晴らしく”大阪みどりの百選”にも指定されています。
山頂は妙見宮の境内になっていて、お堂や山門、鐘楼、社務所、鳥居などが立ち並び、茶店や休憩所、郵便局も軒を連ねてかつての賑わいを感じさせます。現在は日蓮宗の寺院ですが、奈良時代の行基の開闢とされ、また古代から信仰の対象の山であったと考えられています。三角点は境内の奥まったところにある。