残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

2021年元旦 DXリモートで初日の出 本栖湖竜神池のダブルダイヤモンド富士

元日の朝。何時だろうと枕もとのリモコンを探ってテレビをつける。番組はいつもと違って、正月の特番。本栖湖竜神池のダブルダイヤモンド富士を放送するという。初日の出の中継である。快晴で大丈夫な様子。縁起のいい目覚めである。

日の出時刻は午前8時。TVの画面からカメラ撮影ができるようにするので準備をとアナウンサーが呼び掛けている。間もなくである。慌てて用意して撮影した。

快晴の富士山と静かな湖面の逆さ富士。素晴らしいダブルダイアモンド富士の初日の出である。予想以上に綺麗に写っている。TV画面越しとは思えない。

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ダブルダイヤモンド富士はご利益2倍とのこと。いま話題のDX。リモートの初日の出の参拝だが、ご利益は大丈夫なのかな?それともご利益は減ってしまうのか?

昨今にぎやかなDXであるが、70年以上も前の1950年代、自分が中学生のころ、DXといえば、Distant X=遠距離無線通信のことで、BCL少年であった自分には馴染み深い用語であった。DXという用語には懐かしさが詰まっている。

 afterglow0315.hatenadiary.jp

時は移って、現下のDXとは=Digital Transformation;ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念とのこと。ビジネス用語としては、「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」という意味合いで用いられる(Wikipediaより)。2004に提唱されたとのこと。

家電のリモコンは立派なDXである。各地の浜辺の波の具合がネット配信されており、釣り師やサーファーは自宅に居たままでその日の海況が知れる。原始的なDXはすでに大いに実用されている。素人目には、基本的な概念はすでに確立されているようにも見える。

昨今のDX熱の理由はインターネットの超高速化・同時性の実現にあるという。同時性は新分野を開くことになるだろう。どのような世界が現れるのだろうか?IT技術開発の行く末は?発明と発見のロマンは残されているのだろうか?画期的な要素技術はありうるのだろうか・・?