残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

節気は清明から穀雨へ  昔の話しをすることになった(3)

「桜だより」は本日で終了しますと朝刊が知らせている。春の盛りを教えてきた桜色の見出しの小さい記事が、今日は春の終わりを告げている。節気は清明から穀雨へ。初夏の入り口を迎えている。

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窓を開け放したままでも大丈夫な気持ちの良い朝だ。入れ替わって花壇の花たちが元気に咲いている。

むかしの話しをするには、今のことも知っておきたい。それで、最近の様子を教えてもらった。断片的には聞いてはいたが、素晴らしい内容だった。終わりよければ全て良しとはいうが、それでも、昔の苦労を思うと、手放しでは喜べない気もする。しかしこれ以上を望むこともない。自分たちが産み落とした事業が、健やかに育ってほしいという、皆の希望と祈りが果たされたのだ。

そして、今は、その命が永遠であって欲しいと切に思う。事業に寿命はない。時代と技術と共に進んでいく。その時々の人たちの想いが未来を創っていく。遥かな昔、その誕生の頃、そして、その後の道のりのことを話すことになる。様々な困難を越えて今日がある。これから先も同様であろう。それらの出来ごとや経験を共有することが意味あることであればと思う。