残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

2020年大晦日

雪の大晦日になった。積雪は5㎝。初雪の時より多い。それでも、雪は、道路にはなくて、植木・草地・屋根・構築物の上だけだ。地表では、まだ蓄えられた熱が雪を解かす。積もるには地表からの絶縁がいるのだ。本格的な寒さはまだ先だ。

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公園では雪だるま・凧あげ・そり遊び。子供たちはいつも元気だ。

東京都の新規感染者は1,300人とのこと。急増である。大納会は31年ぶりの高値引けの急騰。何かどこか大丈夫かと懸念の大晦日である。新しい年の一陽来復を願う。

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冬至 一陽来復

いつもはセキ立てられる年賀状の準備が晦日まで10日も残して完了。投函までも終わってしまった。

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例年あれこれ悩むデザインが「アマビエ」と「一陽来復」のコラボであっさり決したせいもある。

今年の定番。ありきたりすぎるかな?

 

 

今日は冬至。またの名を「一陽来復」の日。陰が窮まって陽にかえる日。

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 一陽来復」は、本来、冬至を祝う四文字熟語であるらしい。お正月の挨拶にはズレているかも

しかし、悪いことが続いている流れが反転して、明るい日常が回復することへの切なる願い。

この四文字に託したいものだ。

初雪

二十四節季「大雪(雪が盛んに降りだす頃)」。今年は珍しく節季に合わせて寒波襲来。時ならぬ大雪に車が大渋滞とテレビが報じている。当地でも今朝は初雪となった。

年内の積雪はめったに見られない。暖冬続きで近年は積雪自体が珍しくなっている。長期予報は「大雪」を予想。果たしてこのまま的中か?

防寒着に手袋・耳当て・首巻き・レッグウオーマーを装備。最初の冬支度でWalkingに出発した。雪景色を撮るつもりが、日陰に残るだけ。雪はあっけなく融けてしまった。冬のマスクも寒さ対策に一役買っている。すっかり汗ばんでしまった。本格的な寒さはまだ先だ。

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七十二侯第六十「橘始黄」 ユズが黄色く色づいている

黄色い果実が小春日和の朝の光に輝いている。12月初旬12/2-6は七十二侯第六十侯『橘始黄』<橘の実が黄色く色づき始めるころ>とある。季節は進んで冬の入り口。穏やかな日和である。 

柑橘類はとても身近な果物だが、種別はとなると判然としない。「柑」は甘味の果実、「橘」は酸味の果実、合わせて「柑橘」。図鑑を見ても、品種は多彩で千差万別。どれもが似たような形をしている。見た目で見分けるのは難しい。

次の日のWalkingの途中、家の方に、「ユズ」と教えてもらった。「去年までは3~4個だったのに、今年はたくさん。50個は取れそう!」と嬉しそうである。「枝が伸びたので剪定したのがよかったのかも」とのこと。柵越しに会話が弾んだ。

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以下気になるデータのことなど;

農水省の統計によれば、柑橘類の収穫量は年約120万tで、内「温州ミカン」が約90万tで75%を占める。「それ以外の柑橘類」が30万t、25%で、内訳は、「デコポン」約4万t、以下「八朔」、「夏みかん」、「伊予カン」、「ポンカン」、「ユズ」約2万t「文旦」、「清見みかん」・・。「ユズ」は7位にランクインである。

「温州ミカン」は、古称の「蜜柑」と柑橘の名産地中国浙江省「温州」にちなんでの命名であり、原産は日本の不知火海沿岸と推定されるという。温州が原産地というわけではないとのこと。

ちなみに果物全体の収穫量でも1位が「温州ミカン」で、ほぼ同率の2位がリンゴ。この2つで約50%を占める。3位以下は、スイカ、ナシ、カキ、ブドウ。

 果汁の酸味や果皮の香りを利用する柑橘類は「香酸かんきつ」と呼ばれる。「ユズ」はその代表格。収穫量は少ない割には存在感がある。「ユズ」に続く「香酸かんきつ」は、レモン1万t(+輸入5万t)、カボス0.5万t、スダチ0.5万t。

「温州ミカン」の産地は、和歌山、愛媛、熊本・静岡。それぞれ10万t以上。「ユズ」の産地は高知51%、徳島15%、愛媛13%で、四国で80%を占める。