残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

猛暑の中でキス釣り   

宮津湾の日置漁港にキス釣りに出かけた。漁港の入り口に駐車場があって、車が4~5台止まっている。集落が管理していて有料と聞いていたが、この日は無料だった。目の前がすぐに海岸で、防波堤を挟んで、北側が海水浴場、南側が漁港になっている。すぐそばから子供たちの元気な声が響いている。

漁港は小さいので、防波堤も短い。一投目から当たりがあって、型は小さいがダブルで上がってきた。久しぶりの感触だ。投げるたびに掛かる。最初から入れ食いになって、ほとんどがダブルで素バリがない。防波堤の内側も外側もどちら側も変わらない。ただ型は10㎝前後のピンギスサイズばかりだ。

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そのうち大物もと期待するが、そんな気配は一向にない。夏場のせいで型は無理なのだろう。

こうなると釣りを楽しむというよりは、反復作業という感じだ。中々釣れない中で釣り上げるのが醍醐味だろうなどと、勝手なことを思ってしまう。

潮時は16時でその前後の1時間余りで20匹越えの釣果になった。日が傾いて強い日差しが真横から当たりだした。丁度、中学生ぐらいの子供たちがやってきたので、残りのエサをあげて終わりにした。

去年を反省して、今年は、天気が良くて、波が穏やかな、大潮の日だけに出かけることにした。連休明けからがキス釣りのシーズンだが、条件が揃うことが中々ない。結局のところ今日が今年初めてになった。猛暑の方は、しっかり準備して大丈夫だったが、海の方は、豪雨の濁りが残って青い夏の海とは行かなかった。残念なのはピンギス釣りになってしまったことだ。

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シロギスは1年で10㎝、2年で18㎝、3年で21㎝とされ、最大の30㎝くらいには8年はかかるという。

小さいのは年中釣れるが、20㎝以上の大物は、産卵期の梅雨時と晩秋の頃とされる。

これまでの経験でも、大物が釣れたのは梅雨時の蒸し暑い頃だ。時期が合わないと仕方がない。

こんがり美味しそうにフライが揚がった。小さいと手間がかかって大変だが味は変わらない。有り難く頂戴することにしよう。