残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

立春も末候 梅がもうすぐ満開です   樹木ウオッチング(4)ヤマモモ

立春に入った途端に、寒い日が続いたが、今日の午前中は久しぶりに日差しがあった。日が当たると防寒具を着込んでのウオーキングはさすがに汗ばんでくる。

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家々の塀の上に覗いている梅の枝も、そろそろ満開です。

生物季節観測によれば梅の開花日は2月14日( 京都地方気象台の平年値=当地に緯度と距離が近い気象台)とのことなので、ほぼぴったりの開花ということになる。

梅には鴬ですが、ウグイスの初鳴き日は3月1日になっていて、梅の開花からは2週間遅れということになります。

週明けには暖気がやって来て、そのまま春とのこと。

今日は午後になって冬空に戻って風が冷たくなった。今年の冬は今日・明日でお仕舞いなのだろう。

寒暖はあったが、結局は、長期予報の通りの暖冬に終わった。雪は屋根にうっすらと積もったのが3回ぐらいはあったと思うが、道路に積もることは一度もなかった。こんなことは今までにないことだ。

 

久しぶりに「樹木の名前を知ろう」(4)ヤマモモです;

今日は「ヤマモモ」です。赤い実が成ることで、よく知られている常緑樹です。街路、公園、ゴルフ場などに植えられているのをよく見かけます。

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『ヤマモモ』

樹形:

常緑の高木。灰白色の、滑らかで、がっしりした太い幹が特徴的です。一度覚えれば見誤ることはないでしょう。

樹皮:

灰白色で滑らか。成長すると皮目(気孔)が多く生じ、裂け目ができる。

葉:角質で

10cm長の細長い倒卵形。弱い光沢の深緑で全縁。密に互生し枝先に束状に多生する。

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実:

6月ごろに球形の暗赤色の果実が付く。甘酸っぱく生食できます。

栽培:

栽培品種があり、農作物として栽培され、ジャム、缶詰、砂糖漬け、リキュール等に加工される。中国では古来、栽培が盛んで、優れた品種が知られ、加工品やリキュールの生産が盛んとのこと。産地では、千年に及ぶとされる古木も多く残るとのことです。見てみたいものです。寧波市、温州市が主産地とのことで奥地ではないので行けるかも・・。