夏の終わりの公園にグライダーが舞っている
8月最後の週末。長く続いた秋雨が一休み。雲が切れて久しぶりの青空が見えている。公園の広場にグライダーが空高く舞っている。周りの雲と高さを競うように悠々と滑空している。優雅な姿はこの公園では初のお目見えだ。
機体を見せてもらった。胴長は１ｍぐらいでとても軽いが全体はしっかりしている。先端部に操縦メカが入っていて、無線コントローラーで、方向舵と昇降舵を上下左右に動かす仕組みになっている。ハンドランチグライダーという種類だと教えてくれる。
ランチはLaunch＝打ち上げる。その名の通り手で投げて飛ばす。翼の端を片手で持って体の回転で遠心力を効かせてタイミングよくリリースする。放たれた機体はふわりと舞い上がったと思うと風を受けてあっという間に空高く飛び上がった。簡単そうに見えるがどうなんだろう。機体は風に乗ってどんどん高くのぼっていく。
公園周辺の８月の話題は履正社の優勝と大型スーパーの開店。先日までは＂祝！甲子園出場＂であった横断幕の文字が＂祝！甲子園優勝＂に変わった。そしてすぐ隣に大型スーパーが開店した。いつもは静かな付近一帯であるが賑やかになった。街開きから10年。待ち望まれた開店である。そして店は今日から街と共に歴史を刻んでいく。
