残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

2月のウオーキング  樹木ウオッチング(3)アラカシ

2月に入った。節分・立春がやって来て、季節は折り返して春に向かう。先日の雪で六甲山が雪化粧をしていたので、今日はカメラを持って出かけた。

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今日は快晴だが六甲は霞んでいる。よく見ると、うっすらと白いようにも思えるが、もう雪は消えてしまったか?定かでない。

当地からは裏六甲になるが、いつもの公園の高台からは遠くによく見える。今年は雪が積もった姿はほとんど見ることがない。

 

最近、TVの番組で"筋肉は年を取ってからでも鍛えることができる。たんぱく質を十分とって、トレーニングするのがいい。ある程度は負荷をかけるのがいい"といった話をよくやっている。筋トレとウオーキングは長く続けているが、鍛えるという意識はないし、負荷の感覚もあまりない。折角なので、少しやり方を工夫することにした。

筋トレの方は、種目の変更なしで、身体の動きを意識して少し大きめにする。ウオーキングには階段上りを取り入れることにした。

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公園の高台へは、普段は、緩いスロープの歩道を歩いていたのだが、都合よく、真直ぐに上るコンクリートの階段がある。これを登ることにした。

数えると177段。丁度よい加減で、無理なく続きそうだ。

 

高台の住宅街の裏手から元の公園に降りる小道の傍らに、こんもりした常緑の大きな木がある。斜面なので、宅地開発の際に昔の植生がそのまま残されたのだろう。写真と小枝を持ち帰って調べることにした。

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 樹木検索のサイトで調べた結果;

「アラカシ」であることが判明した。

特徴は;

常緑高木

葉は互生で鋸歯あり

幹は直立せず

樹皮はなめらか

根元付近まで枝葉があってこんもりした樹形が特徴

常緑高木で、葉に鋸歯があり、樹皮がなめらかという特徴が共通す

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る「カシ」の仲間に 「シラカシ」「ウラジロガシ」があとのこと。「アラカシ」との違いは、それらは幹が直立して、こんもりした樹形にはならない。

なので「シラカシ」「ウラジロガシ」はやや繊細な印象の樹形であるのに対して「アラカシ」は荒々しい感じの樹形になる。この樹形の感じから「アラカシ」と呼ばれるとのこと。樹形の他に鋸歯の違いも見分けるポイントになるとのこと。「アラカシ」は大きい鋸歯が葉の上半分にあるのに対して、「シラカシ」は小さい鋸歯が葉の3分の2にあり、「ウラジロガシ」の鋸歯は鋭く尖っているので区別がつくとのこと。見分け方が分かったので、実際に3つの「カシ」の仲間を見つけることにしよう。