残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

樹木ウオッチング

七十二侯第六十「橘始黄」 ユズが黄色く色づいている

黄色い果実が小春日和の朝の光に輝いている。12月初旬12/2-6は七十二侯第六十侯『橘始黄』<橘の実が黄色く色づき始めるころ>とある。季節は進んで冬の入り口。穏やかな日和である。 柑橘類はとても身近な果物だが、種別はとなると判然としない。「柑」は甘…

フウ(楓)の紅葉と北摂山系の深山・剣尾山・高岳

晩秋の日差しが木々や落ち葉を美しく照らしている。道をいっぱいに敷き詰めた落ち葉が乾いた音を立てる。いつもと違う散歩コースで美しい風景に出会った。 立派な姿の木々がで立ち並んでいる。住宅地の外縁を巡る遊歩道沿いに植栽されている。造成から50年余…

10連休日記 前半編(1)わらび採りと野間の大ケヤキ

10連休が始まった。フルタイムの勤務ではないので、有難味は薄れるが、それでも長い連続の休みはお盆と正月だけなので特別だ。特に計画はない。連休中の天候は不安定とのこと、空模様と相談しながら、気の向くままとなる。 早速、わらび採りに出かけること…

啓蟄の天気は不安定  樹木ウオッチ(7)シラカシ

きょう3/18は72候の啓蟄末候の最終日。啓蟄の末候は「菜虫化蝶」と表される。その心は"菜の花が咲いて春本番を迎え、青虫が紋白蝶になる頃"というが、このところ不安定な天気が続いている。暖冬傾向のまま春が来るかと思ったが、次々に低気圧がやってきて…

スダジイを知っていますか?   樹木ウオッチング(6)スダジイ

スダジイはシイ(椎)の正式和名です。身近な樹木ですが「スダジイ」という奇妙な名前です。その由来について諸説はあるものの定説とするものはないそうです。 そこで解明に挑戦;先ず「スダ」の意味を調査。小学館日本国語大辞典に"「スダ」は植物「ウラジ…

雨水の末候 2月最後のWalking  樹木ウオッチング(5)「ケヤキ」と「エノキ」を見分ける

2019.2.28. 2月最後の日。終日の雨です。 2月の終わりの日は、雨の中のWalkingになった。朝刊が気になるニュースを大きく報じている。スッキリしない気持ちの中で出発。雨は本降りになって、折り畳みの小さい傘 では、ウインドブレーカーも長ズボンもすっか…

立春も末候 梅がもうすぐ満開です   樹木ウオッチング(4)ヤマモモ

立春に入った途端に、寒い日が続いたが、今日の午前中は久しぶりに日差しがあった。日が当たると防寒具を着込んでのウオーキングはさすがに汗ばんでくる。 家々の塀の上に覗いている梅の枝も、そろそろ満開です。 生物季節観測によれば梅の開花日は2月14日…

2月のウオーキング  樹木ウオッチング(3)アラカシ

2月に入った。節分・立春がやって来て、季節は折り返して春に向かう。先日の雪で六甲山が雪化粧をしていたので、今日はカメラを持って出かけた。 今日は快晴だが六甲は霞んでいる。よく見ると、うっすらと白いようにも思えるが、もう雪は消えてしまったか?…

二十四節気大雪に寒さがやってきた! 樹木ウオッチング(2)クスノキ

二十四節気大雪。ようやくこの時期らしい寒さがやってきた。Walkingには、耳当て、ネックウオーマー、手袋。防寒具の出番になる。 愛用品は100均ショップの簡単グッズだが、とても便利で役に立つ。 もとは冬場のゴルフ用だったが、今はWalking専用になってい…

冬の入り口"朔風払葉の候" 樹木ウオッチング(1)「クヌギ」

11月も末になったが、寒暖は行きつ戻りつ、季節は今一つはっきりしない。予報通りに暖冬ということなのだろうか。72候によれば、小雪次候(11/27~12/1)は"朔風払葉"の候。その名の通り北風に吹き払われた木々の黄色い落ち葉が散歩道をすっかり埋めている…