残照身辺雑記

日々の出来ごとや感じたことなどのあれこれを記録します。

立夏に入って季節はすっかり夏モード サクランボの実が微かに色づきました

立夏に入って夏日が続いている。季節はすっかり夏モードだ。

朝から鳥のさえずりが騒がしい。窓を開けるとサクランボの枝から灰色でくちばしが尖った鳥が飛び立った。検索すると色も形もヒヨドリに間違いない。検索ページには鳴き声ボタンまで付いている。再生すると朝から外で聞こえていた鳴声とそっくりだ。

サクランボは少し色づいたばかりなのに、ヒヨドリはもう待ち構えている。昨年はほとんど全部食べられてしまったので、今年は防鳥ネットを架けようと準備していたのだが、危うく手遅れになるところだった。

慌ててネットを架けたが、上手にかけるのは難しくて、隙間だらけだ。それでも今日のところは鳥たちは寄り付かない。効き目が続くといいが・・。

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次の朝になっても外は静かで、聞こえてくるのはウグイスの鳴き声だけ。ヒヨドリは未だ警戒を解いてはいないのだろう。取りあえずは一安心する。

ところが夕方になって外を見ると、隣の軒先にヒヨドリのつがいが並んで止まって、こちらをのぞき込んでいる。さてこの攻防はどう決着することだろう。無事収穫できるといいのだが・・。赤く熟すには1週間ぐらいはかかりそうだ。

10連休日記 後半編(2)長い休みが"風と共に去って"日常が帰ってきた

定年退職から16年になるが、仕事はやっているので”定年後”を知らない。10連休は”退活”?の機会かもしれないと普段とはギアを上げて過ごしてみたが退活?にはなりそうにない。”定年後”はやはりスローライフということか。

連休最終日の午後、NHKBSで"風と共に去りぬ"が13時から17時まで4時間ぶっ通しで放映があった。連休の終わりに丁度いいとのんびり鑑賞した。これまでも何度も見ている。テレビで字幕Full-version版をNon-Stopで見るのは初めてである。劇場でも見ていると思うが、TVとごちゃ混ぜになってはっきりしない。

字幕に1939年製作とある。クラーク・ゲイブルとビビアン・リーの生き生きとした主人公。彼らに勝るとも劣らない第三の主人公主題曲"タラのテーマ"。甘美でしかも希望に満ちたメロディが胸に迫る。全てが素晴らしい。80年前の映画とは思えない。

理解できない場面もある。アシュレイが銃で撃たれて負傷する秘密の会合。何が語られ、何があったのだろう?もう一つは、メラニーが、重傷のスカーレットの様子を尋ねるバトラーに、スカーレットが生死の境で”レット”と呼び続けていたことを教えない場面。なぜ教えなかったのだろう?小生のような、時代背景がよく判っていない者、そして、女性心理に不案内な者には、映画は少々舌足らずである。

原作の小説を読んでみたいところだ。そういえば、遥かな昔、同学の女子達がアシュレイ派vsレット派で盛り上がっていたことを思い出した。ミッチェルの「風と共に去りぬ」を読むのが当時一種ファッションであったように思う。勿論男子にでる幕はなかった。

かくして、タラのテーマの主題曲が、その圧倒的な力で、スカーレットの時代も、我々の昔の想いも、すべてを飲み込んで押し流していく。

久しぶりの出勤である。何も考えなくても、こなすべき仕事が待っている。安定した日常が帰ってきた。有り難いことである。受話器に「**様に電話して下さい」と附箋が張り付けてある。少し苦手な関係先の担当者の名前だ。心して仕事を始めよう。

10連休日記 後半編 (1)釣り日和の栗田浜でキスの大物が釣れました!

10連休も5日が過ぎて後半入りです。前半は、わらび採り、「野間の大ケヤキ」、三草山登山、それに息子家族の来訪もあって、盛りだくさんで過ぎました。

今日は、大潮と好天が重なって、絶好の釣り日和になりました。キス釣りのシーズンには少し早いですが、栗田浜へ出かけることになりました。妻も今日は同行するという。京都縦貫道は、連休には珍しく、全く渋滞なく、宮津天橋立ICに順調に到着です。

いつもは静かな栗田浜も、今日はさすがに家族連れのテントやバーベキュウで賑わって

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います。

子供たちは元気一杯で早くも海に入って海水浴です。

お昼が近いので、我々もコンビニ弁当の昼食を済ませて、早速釣りを開始。

 

最初の一投目から、先ず々のサイズのキスが釣れたと思うと、続いて二匹目。地合いが丁度いいらしい。そして大きな三匹目がかかってきた。いずれも妻が釣りあげて大喜びになった。

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私は小さい一匹だけで、今日は完敗。

一時間半ぐらいのことで、その後は当りもなくなったので、大物に満足して、早々に引き上げることにした。

大物キスのサイズは25.5㎝。新記録とはならなかったがベスト3ぐらいではある。

25㎝オーバーとなると流石に迫力十分である。

好天と予期しない釣果に恵まれて、気持ちの良い一日になった。栗田浜はキス釣りのシーズン入りである。

10連休日記 前半編 (2)三草山(北摂 564m)へ登った 山歩きの記録(6)

連休前半で安定した天気は今日だけとのことで、急に思い立って山登りに出かけることにした。公園の高台から見える大船山(653m)、大野山(753m)、三草山(564m)、高岳(721m)、奥山(791m)、剣尾山(784m)には登りたいと思っている。大船山は登頂済みで、今回は一番手ごろな三草山に登ることにした。

 登山口の慈眼寺(能勢町神山)はR173の道の駅能勢(くりの里)の裏手の道を北西に約2km入ったところにある。寺の電話番号(072-734-0341)でカーナビが案内してくれた。寺の手前の道路脇のスペースに駐車して出発する。

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広い車道を寺の石垣沿いに道なり進むと、すぐに左手に三草山への道標が現れる。左折して簡易舗装の農道に入る。田畑では春の作業が真っ盛りだ。

約30分で山道への分岐になる。分岐を右に入ると広葉樹林になる。

一帯は希少なゼフィルス蝶の生息地を守るための保護林となっていて「ゼフィルスの森」の標識がある。新緑が美しい。好天の予報は外れて曇り空で薄着では肌寒いくらいだが山登りには丁度いい。

20分で次の分岐に着く。山頂へあと700mの標識がある。頂上へは所どころ丸太の階段もあって道は良く整備されていて無事登頂。慈眼寺からは1時間30分。登山地図帳の表示では45分なので2倍かかっていることになる。私の足でゆっくり歩けばそんな所だろう。

頂上は平らな広場で中央に三角点がある。山頂からの眺望が素晴らしい。手前に北摂ニュータウン群、遠くには大阪市内の高層ビル越しに大阪湾までが見渡せる。

帰りは才の神峠から降りることにした。途中、長谷の千枚田の美しい棚田の眺めが広がっていた。頂上から慈眼寺までの帰路は60分であった。

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三草山の遠望    三草山頂上・三角点  山頂からの眺め   長谷の棚田

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